CT撮影と診断

インプラントを安全に埋入するための手段として、歯科用CTの導入が進んでおります。当院でも院内に歯科用CTを設置し、大病院に足を運ばずとも院内でレントゲンと同じように手軽にあごの骨の立体画像を撮影が可能です。

当院ではモリタ社の歯科用CT「Veraviewepocs 3Df」を導入しております。インプラント治療に限らず、すべての歯科治療において3D画像が得られ、正確な診断を可能にし、安全性を高めています。

一般のレントゲンと同じ大きさで、レントゲン撮影機能も備えています。大病院の大型CTスキャンと異なり、小型化していますので通常のレントゲンと同じように気軽に撮影ができます。

最上位機種のVeraviewepocs 3Dfについて

当院が導入しているベラビューエポックス3Dfは、モリタ社製のベラビューエポックスシリーズの中でも最高位機種で、これ1台でパノラマ撮影、セファロ撮影、CT撮影が可能です。この最上位機種の広範囲での撮影が可能なため、根管治療、歯周病、インプラント等の様々な症例に対応することができます。

歯科用CT・院内導入の利点

• 数十秒の短時間撮影
• 正確な診査・診断につながる
• 大病院・大型施設などのCTスキャンがある場所まで行かなくてよい
• 医科用の大型CTスキャンと比べ、圧迫感がなく、一般のレントゲンと同じように気軽に撮影可能
• 術中や術後の経過診査・観察などにも手軽に撮影できる
• 放射線量の低減

CTで活かせる治療方法など

• インプラント治療における骨の厚み・量などの確認
• 神経や血管などの位置（触れたり傷つけないようにする）
• 歯周病における骨の量のチェック（骨が溶けている箇所の確認）
• 虫歯における歯根の破折・ウミの袋・神経の枝の方向のチェック
• 矯正歯科における術前診断
• 親知らず・埋伏歯などの過剰歯・根の向き・方向のチェック
• 腫瘍・できもの等の病変のチェック
• かみ合わせ・顎関節症の診断